「健康診断でLDLコレステロールが高いと言われたけど、何をすればいいのかわからない…」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
実は、私自身もそのひとり。薬剤師として毎日患者さんにアドバイスしながら、自分のコレステロール値とも向き合っています。
この記事では、私が実際に取り組んでいることを正直にお伝えしながら、LDL対策のポイントをわかりやすく解説します。
LDLコレステロールって何?
健康診断の結果を見て「LDLが高い」と言われたことはありませんか?
LDLコレステロールは、よく「悪玉コレステロール」と呼ばれますが、もともとは体に必要なものです。細胞膜やホルモンの材料になったり、栄養を全身に届けたりする大切な役割を担っています。
問題になるのは、量が多くなりすぎたとき。
LDLが増えすぎると、血管の壁に少しずつ蓄積していきます。これが動脈硬化のはじまりです。
LDLが高いと、どうなるの?
LDLが血管の壁に溜まると、血管が少しずつ狭くなっていきます。最初は自覚症状がほとんどないため、「気づかないうちに進んでいた」というのがこわいところです。
放置すると、こんなリスクが高まります:
- 狭心症・心筋梗塞(心臓の血管が詰まる)
- 脳梗塞(脳の血管が詰まる)
- 動脈硬化(血管全体が硬く・狭くなる)
健診の基準値はLDL 120mg/dL未満が目安とされていますが、すでに生活習慣病がある方はさらに低い数値を目指す必要があります。
私が実践していること(薬剤師の体験談)
実は、私自身もLDLが少し高めです。薬剤師として患者さんにアドバイスする立場でありながら、自分ごととして向き合っています。
今、日常的に続けていることをそのままお伝えします。
🚶♀️ 毎日40分のウォーキング
有酸素運動はLDLを下げ、HDL(善玉コレステロール)を増やす効果があります。「運動しなきゃ」と義務感で始めると続かないので、好きな音楽やポッドキャストを聴きながら楽しんでいます。
🥜 間食をナッツ類に変えた
甘いお菓子をやめて、アーモンドやくるみを少量食べるようにしました。ナッツに含まれる不飽和脂肪酸がコレステロール改善に役立ちます。食べすぎはカロリーオーバーになるので、ひとつかみ(20〜25g)を目安にしています。
🥗 野菜・タンパク質・炭水化物をバランスよく
食事は野菜を多めに意識しています。食物繊維がコレステロールの吸収を抑えてくれるので、食事の最初に野菜を食べる「ベジファースト」も取り入れています。
🫘 大豆製品を意識して摂る
豆腐・納豆・豆乳を毎日の食事に取り入れています。大豆に含まれる植物性タンパク質や大豆イソフラボンがコレステロールの改善に役立つとされています。
食事・運動でできること(具体的な対策まとめ)
食事編
| やること | 理由 |
|---|---|
| 野菜・きのこ・海藻を増やす | 食物繊維がコレステロールの吸収を抑える |
| 青魚を週2〜3回 | EPA・DHAがLDLを下げる |
| 大豆製品を毎日 | 植物性タンパク質がLDL改善に効果的 |
| オートミール・大麦を取り入れる | 水溶性食物繊維が豊富 |
| 揚げ物・加工食品を控える | 飽和脂肪酸・トランス脂肪酸がLDLを上げる |
運動編
- 有酸素運動を週150分以上が目標(毎日30分でも十分)
- ウォーキング・水泳・自転車など、続けやすいものでOK
- 激しい運動より「毎日続けること」の方が大切
生活習慣編
- 🚭 喫煙している方は禁煙を(タバコはHDLを下げます)
- 🍶 お酒は適量に(飲みすぎると中性脂肪が増えLDLにも影響)
- 😴 睡眠をしっかり取る(睡眠不足はコレステロール値を乱しやすい)
薬剤師からひとこと
生活習慣の改善で数値が改善するケースは多くあります。ただし、LDLが180mg/dL以上の方や、すでに高血圧・糖尿病がある方は、生活習慣の改善と並行して医師への相談をおすすめします。
スタチン系などのコレステロール低下薬は、適切に使えば非常に有効な薬です。「薬に頼りたくない」という気持ちもわかりますが、数値によっては早めに治療を始めた方が血管を守れることもあります。
薬のことで気になることがあれば、かかりつけの薬剤師にも気軽に相談してみてくださいね。
まとめ
- LDLは多すぎると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞・脳梗塞のリスクになる
- 食事・運動・睡眠の見直しで改善できることは多い
- 私自身も毎日のウォーキング・ナッツ・大豆製品を続けています
- 数値が高めの方・生活習慣病がある方は早めに医師に相談を
「一生健康でいたい」という気持ちは、毎日の小さな積み重ねから。
一緒に、無理なく続けていきましょう!


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